Newコンセプトアルバム
“loop the loop” sold out!!

今までのCDは基本的にアレンジャーを立ててのレコーディングだったが、今回は
廣瀬哲也の音楽をそのまま音源でも表現する為に、全曲セルフプロデュースという形を
とった。前作とかぶっている曲目が多いのもその為だが、前作とはまた別物として楽しんで
もらえると思う。さらにはタイミングよくバックメンバーにも恵まれ、僕のつたない表現を
上手く音にしてくれたBa.新田氏&Dr.中井氏には本当に感謝している。今後のライヴでも
活躍してくれると思う。そして古い付き合いであるPAの石井茂之氏も僕の要求を余す事無く
聞いてくれて、納得のいく作業をこなしてくれた。ゲストミュージシャンは、あのDog Foodの
池田氏が、エレキで3曲に参加。女性コーラスとして、ユカ&マナボーがそれぞれ2曲に参加。
これ以外にも多くの方に協力していただいた。みんなに

感謝!感謝!





1.君が独りぼっちのときに

同タイトルの演劇の為に書き下ろした曲。最初は演劇だけで終わるはずの曲だった
のだが、歌う度に詩が生き生きとしてきてこれはバンドアレンジせにゃなと思った。
僕の中に鳴っていたループをDr.の中井氏が見事に表現してくれた。ユカの声も凄く気に
入っている。この人の声は心に直接届いてくる。お勧めアーティスト“休場由佳”要check!



2.観覧車(試聴可)

この曲は前作では癒しの一曲として地味に収められていたが、今回はもう少しビートを
効かせて、シングルっぽいアレンジにした。多くの人に気に入ってもらえている曲だけに
プレッシャーも大きかったけれど、とても聴きやすいものになったと思う。
日常って一見同じことの繰り返しのように思えるけれど、自分が周っている小さな円を
少しずつ大きくしながら人は成長していくんだなと思う。



3.under water

“一番不幸な女は忘れられた女”マリー・ローランサンの“鎮静剤”である。
忘れられるというのは、その存在自体が無かったことになってしまうので、
死よりも何倍も辛い。生きるという意味を考えさせられる言葉である。本当は
ストリングスも欲しかったが、3ピースのバランスを楽しんでもらえると嬉しいと思う。



4.ground zero

2001.9.11のテロのあと、我がFREE SIZE MUSIC RECORDSでLOVE&PEACEをテーマに
オムニバスアルバムを作るという企画があった。これがそれ用の曲。
人が人である限り、争いというものは永遠になくならないだろう。だからといって
平和への努力を怠ってしまえば、とたんに人類は滅亡してしまうだろう。
未来へ伝えていかなければならない、大切な何かがあるのではないかと思う。
より言葉に重みをつける為に、今回は弾き語りのスタイルで歌っている。
池田氏のエレキが時に激しく、時に優しく、心地良い雰囲気をかもし出してくれている。



5.汚れた翼

思い入れが強い分、長い間アレンジにてこずっていた曲だったけれど、今回のBa.新田氏&
Dr.中井氏のおかげでついにバンドアレンジ完結と言えるようなものが出来た。
僕等はこのアレンジを“アココア(アコースティックハードコア)”と呼んでいる。
バンドアレンジしたこの曲を聴く度に、良いメンバーに巡り会えて良かったなと思う。



6.kerria

1stシングルからの曲。身近にあるがゆえに気付かない大切なものをテーマに作った歌。
今までバンドでやろうなどと考えもしなかった曲だったのだが、今回のメンバーならと
思い、2人に聴かせたらすぐにアイディアが溢れてきてあっという間に完成してしまった。
変拍子&僕の特異な歌いまわしによる、難しいコーラスをマナボーが見事に歌い切ってくれた。
変拍子に乗って僕等が感じるこの曲の気持ち良さが、皆さんに伝われば良いなと思う。


 

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